ゴーギャンが愛したポリネシアの楽園・タヒチ。
点在するタヒチ諸島の中でも、ゴーギャンをして「まるで古城のよう」と言わしめた、険しくも美しい山々と、 それを背にして広がる眩いばかりのブルーラグーンとの対比が魅力のモーレア島。
そのモーレア島で、人生初の水上コテージ宿泊となった管理人の旅行体験記です。
成田からタヒチへの直行便、エア・タヒチ・ヌイ。
清涼感漂うアクアブルーのシート。
壁にはゴーギャンの絵が飾られ、乗った瞬間から、ポリネシアンムードに包まれます。
もちろんモニター画面完備。
直行便とはいえ約11時間と、意外に長時間フライトなだけに、機内エンターテイメントの存在は重要です。
ちなみに日本出発は16:00、タヒチ着は同日08:20。時差はマイナス19時間。
日本時間に5時間をプラスして日付を1日マイナスするとタチヒ時間となります。
搭乗時にクルーが手渡してくれる、タヒチの国花「ティアレ」の花びら。
窓の外には、ウイングレット(主翼端翼)に描かれた、もうひとつのティアレが。
最初の機内食は「ビーフ」をチョイス。
よくあるオイスターソース炒めのような、「大きくハズさない味」と言いますか、まぁ、無難な美味しさでした。
タヒチのビールと言えばコレ。
パレオをまとった長い黒髪の女性がトレード・マークの、「ヒナノ・ビール(HINANO・BEER)」。
なんでも、この「HINANO」というのは、女性に付ける名前として、タヒチではかなりポピュラーなんだとか。
ほどなくして日が沈む頃合いに。
黒い影になりつつある翼の向こうには、燃えるような夕日が。
日本から南東方向に約9,500キロ。
タチヒに到着する11時間20分後には、日本は夜中の3:20となります。
映画を2本見た後はひたすら爆睡です。
そして、翌朝。
目覚めの機内食は、オムレツとフレンチトーストの2択。
で、こちらがオムレツ。
朝の機内食でオムレツって、しかもこんなにシッカリしたヤツ、意外にありそうで無いような。。。お味もかなりイケてましたね、これは。
こちらは、もう一方のフレンチトースト。
これもまたフワッフワで、朝っぱらからテンションの上がる美味しさでした。
さて、定刻の朝8:20より少々遅れて、パペーテ・タヒチ国際空港に到着です。
つ、ついにタヒチ初上陸じゃ~!
看板にある通り、空港の所在地名から、「FAAA(ファアア)」空港との呼び名も。
空港施設内に入るや否や、ポリネシアン・ダンス&ミュージックで、到着客を歓迎してくれます。
タヒチアン・リゾートの演出は、既にここからスタートしているのですね。
街中に出ると、パペーテのシンボルとも言える、「ノートルダム大聖堂」がお出迎え。
とんがり帽子のような尖塔にパステルイエローの外壁が印象的です。
今回の宿泊地であるモーレア島までは、パペーテから距離にして約20㎞ほど。
飛行機なら正味搭乗時間はわずか10分足らず。高速艇利用でも約30分程度です。
今回、管理人は地味に高速艇で向かうことにしました。ちなみに観光客とローカルが入り乱れて賑やかな船内でした。