エンジェルロードでのんびりしている間にそこそこの時間となり、ホテルに早めのチェックイン。「小豆島国際ホテル」にやってきました。
先にも少し触れましたが、エンジェルロードに最も近いホテルで、全室から瀬戸内海が一望できる海辺のホテルです。
海に面した美しい芝生のガーデンから刻一刻と様相を変えていくエンジェルロードを絶え間なく眺めることができる、絶好のロケーションが魅力。
1963年の開業以来、創業50年超の老舗ホテルでもあります。
今回選んだ部屋は、本館最上階に位置する「露天風呂付エグゼクティブルーム」というスイートルーム。
海側には、大きな窓で明るく解放感のある7.5畳の和室。
和室に隣接して海と反対側には、和室と同じ広さのベッドルーム。壁の木目が印象的な、落ち着きのある空間です。
で海側、和室の隣にあるのが、これまた、和室やベッドルームと同じ広さの露天風呂スペース。
ちなみにこの客室の間取りは、リビング(和室)、寝室、浴室、トイレ他(玄関・廊下・洗面シャワー室含む)という4つのユニットがぞれぞれ7.5畳になっていて、非常にわかりやすい間取りです。
よって、浴室にあたるこの露天風呂スペースも、7.5畳の贅沢な広さ。
海側はオープンエアーで、アジアンチックなラタンチェアが配されていて、独特のリゾートムードを演出しています。
もちろん、オープンエアーの先に見えるのは、エンジェルロード。
手摺りのデザイン、というかその存在そのものが少々残念ではありますが、そこはご愛嬌ということで。
浴室の奥、ゆったりとした広さの檜風呂の浴槽に、お湯を張っていきます。
この和風と東南アジア的要素がほどよくブレンドした感じが、妙に落ち着きます。
エンジェルロードを眺めながら、お風呂に入っては出て、ラタンチェアで一休みというサイクルを何度繰り返したことでしょう。
心地イイ。心地良すぎです。
日差しの角度と潮の満ち引きにより、刻一刻と表情を変えていくエンジェルロードを、ず~っと飽きるまで眺めていられる最高のロケーション。
ある意味、浴室というより、露天風呂付きの眺望バルコニーといった方がしっくりくるような佇まいではあります。
夕暮れ時、海を眺めながらビールのグラスを傾ける、至福のひととき。
こちらは、ゆったり広めの洗面台。大型の鏡と、シンクもダブルで申し分ナシ。
こちらはテーブル上にあったエンジェルロードの案内イラスト。
他にも館内には、エンジェルロードが現れる時刻や逆に満ち潮で海中に沈む時刻なども案内されており、さすがはエンゼルロードに最も近いホテルだけあります。
こちらの写真は、9月4日 17:13に撮影。エンジェルロードが程良い広さに出現している状態です。
こちらは、翌朝8:50くらい。
潮が満ちてきて、エンジェルロードが徐々に消えゆく遠景。
実際にエンジェルロードに立ってみると、低い部分がもう海水に浸かっています。
実は向こうの島の裏側では、こんな状態とはつゆ知らず遊んでいた人達がおりまして、表に出てきて皆ビックリ。ギャーギャー騒ぎながら、ズブ濡れで水中を渡ってきたのでした。