養福寺(ようふくじ)
日暮里から西日暮里に抜ける尾根伝いの道・諏訪台通りにある真言宗のお寺。
春先には、遅咲きの八重桜がアーチのように道路に張り出し、それはそれは美しく咲き乱れます。
境内へと続く石畳に誘われるように奥へと進みます。
2体の仁王像が睨みをきかせる朱塗りの山門が印象的。
その背後にそびえる線路向こうの高層マンションとの対比が何とも言えません。
シャレースイス ミニ(カフェ)
諏訪台通りからちょっと奥に入った一角に建つ、山小屋ログハウス風のカフェ。 日本に移住して20年以上になるスイス人オーナーが1998年に開店。
1Fがカフェ、2Fでは語学教室やカルチャー講座が開かれており、 ちょっとした文化施設と言えなくもない様相です。
他に、予約は必要ですが、チーズフォンデュやチョコレーフォンデュをはじめ、 本格的なスイス料理も提供しています。
富士見坂(ふじみざか)
都内に多数存在する「富士見坂」の中でも、建物の上からでなく路面上から富士山が眺められる最後の坂、 とも言われていた情緒ある坂道です。
「関東の富士見百景」にも選出されていて、特に冬の晴れた日などは綺麗な富士山の姿を拝めたのですが、、、
2013年6月、 千駄木に新たに建設されたマンションにより視線が遮ぎられ、遂にその姿を見ることはできなくってしまいました。
残念。。。
諏方神社(すわじんじゃ)
通称「おすわさん」の名で親しまれ、谷中の鎮守として地元の人々にとっても存在感の大きな神社です。
信州・諏訪大社の分社で、「諏訪」ではなく「諏方」という字を使っているのは古来の表記で、 かつては神社名にはこの字の方が多かったんだとか。
境内からはJRの線路が眼下に見渡せる、隠れた眺望スポットでもあります。
地蔵坂(じぞうざか)
諏方神社の境内脇から、JR線路沿いの斜面に沿って伸びる緩やかな階段状の坂道です。
線路が見渡せ、すぐ近くに西日暮里駅のホームも見えるという不思議なロケーション。
階段を下りた先は、JR線路下をくぐるトンネルに繋がっており、西日暮里駅の東側に抜けることができます。
さて、話を諏方神社に戻しまして、境内の一角にある能舞台。毎年8月の末に行われる例大祭では、諏訪台通りから境内に至るまで無数の露店が立ち並び、この舞台を中心に、多くの人々で賑わいます。
祭のイベントの中でも、浅草の新・旧芸人が集まる恒例の演芸大会は、なんとも昭和な雰囲気で独特の盛り上がりを見せる、名物プログラムです。
でこちらは2013年の時の様子。
若手コンビの「スッポン大学」。
諸葛亮孔明と張飛翼徳に扮した三国志コントが大ウケ。わかりやすい笑いで子供達にも大人気。
そして1992年結成の漫才コンビ「ビックボーイズ」。
フルートを吹きながらの漫談で場を沸かせる「ひびきわたる」師匠。伝統芸能的な風格すら感じます。
う~ん、早くも来年の夏が待ち遠しい。
西日暮里公園
西日暮里駅・西口から坂を上がってすぐの公園です。
正面入口脇にそびえる巨大なヒマラヤ杉に圧倒されます。
この辺りは、江戸時代には「ひぐらしの里」として、花見をはじめ行楽の地として親しまれていたようですが、 僅かながらもそんな面影を残す、緑豊かな高台の公園です。
日暮里方面から伸びる諏訪台通りの突当りに位置し、園内を貫く遊歩道の先、 高低差15mはあろうかという階段を下りれば、そのまま西日暮里駅に抜けることも可能です。
改めて遠目から見てみると、この通り。
緑に覆われた小高い山の上にあることが見て取れます。
開成学園
「ペンは剣よりも強し」の格言を図案化した校章が象徴的な、言わずと知れた名門校・開成学園。 西日暮里駅・西口に出てすぐに校舎が目に入ってきます。
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