華氏100℉って、いったい何℃?

摂氏(℃)⇔華氏(℉) 頭の中でカンタン計算!

摂氏と華氏 頭の中でカンタン計算!


日本人には馴染みの薄い華氏度(℉)

私達日本人にとって、温度の単位といえば当然のごとく「℃」、いわゆる摂氏(セルシウス温度)がお馴染みですが、アメリカの映画やドラマ、ニュースなどでいきなり華氏表示で「50℉」とか「100℉」やら、気温にしてはやたら大きな数字が出てきて、暑いのか寒いのか全くピンと来ないといった経験ないでしょうか?

いまいちピンと来ない感のあるこの華氏(ファーレンハイト温度)という単位、歴史的には1960年代まで英語圏の多くの国が採用していたものの、今となってはアメリカとごく一部の国を除いて、公に使用している国はほとんどないようです。
そう言えば、マイケル・ムーア監督の映画で「華氏911」とか「華氏119」なんてのがありますが、やはり華氏というとアメリカのイメージが強いように感じます。

「そんな一部の国しか使ってない単位なんてどうでもイイわい!」
といった声も聞こえてきそうですが、海外旅行や留学などでアメリカに行かれる方には多少なりとも気になる部分でしょうし、私個人的には、海外ドラマで時折この華氏表示にお目にかかる度、大まかな温度すらイメージできず、何となくモヤモヤとした不快感に苛まれるのでした。

とまぁ、前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、電卓を使わずに頭の中だけでカンタンに暗算できて、そこそこ精度のある、摂氏⇔華氏の換算方法をご紹介します。

摂氏⇔華氏 頭の中でカンタン計算!

ここでご紹介するのはあくまでも簡易的な計算法であり、正確な換算値ではなく、近似値での算出となりますのでご了承ください。
瞬時にとまではいきませんが、頭の中で暗算できるレベルで、換算誤差が少ない(日常の気温の範囲内であれば0.5度以内)ので、「約XX℃」、「約XX℉」と言い切りたい場合には向いているかと思います。

A:華氏(℉)→摂氏(℃)へのカンタン換算法

[カンタン計算式]
(℉-32) ÷ 2 × 1.1 ≒ ℃
※換算誤差:この計算式での正確な換算値との誤差は50℉からの換算時で0.1℃、122℉で0.5℃、212℉で1℃となっております。

[平たくいうと、、、]
華氏から32を引いたら半分にして③1割増しすると、摂氏の近似値になります。

[例]
華氏100℉は摂氏に換算すると何℃?
→ 100から①32を引いて「68」、②半分にして「34」、③1割増し(+3.4)すると、計算結果は「37.4」℃となります。
※正確な換算値(近似値)は37.8℃なので、誤差は0.4℃です。

[もし計算の過程でマイナス数値が出たら、、、]
32を引いて半分にするところまでは同じ計算で、最後の1割増しの際に、一旦マイナス符号は置いておき、絶対値だけを1割増しした後にマイナス符号を戻せばOKです。

[例]華氏0℉は摂氏に換算すると何℃?
→ 0から①32を引いて「-32」、②半分にして「-16」、③絶対値だけを1割増し「16+1.6」=「17.6」した後にマイナス符号を戻すと、計算結果は「-17.6」℃となります。
※正確な換算値(近似値)は-17.8℃なので、誤差は0.2℃です。
◆③の計算で「-16+1.6」=-14.4と、符号を考慮した計算をしないよう注意です。


B:摂氏(℃)→華氏(℉)へのカンタン換算法

[カンタン計算式]
℃ × 2 × 0.9 +32= ℉
※換算誤差:この計算式は単に公式の変形なので換算誤差は出ません。

[平たくいうと、、、]
℃を2倍して1割引きし、32を足すと華氏の近似値になります。

[例]
摂氏20℃は華氏に換算すると何℉?
→ 20を①2倍にして「40」、②1割引き(-4)すると「36」、③更に32を足すと、計算結果は「68」℉となります。
※正確な換算値も68℉なので、誤差は0℉です。

[計算の途中でマイナス数値が出たら、、、]
最初の2を掛けるところは同じ計算で、次の1割引きの際に一旦マイナス符号は置いておき、絶対値だけを1割引きした後にマイナス符号を戻して、最後に32を足せばOKです。

[例]
摂氏-10℃は華氏に換算すると何℉?
→ -10を①2倍にして「-20」、②絶対値だけを1割引き「20-2」=「18」した後にマイナス符号を戻して「-18」、③最後に32を足すと「-18+32」で計算結果は「14」℉となります。
※正確な換算値も14℉なので、誤差は0Ⅷです。
◆②の計算で「-20-2」=-22と計算しないよう注意です。


という具合に、ひと通りの例にあるように、「2で割る or 2を掛ける」、「1割増し or 1割引き」、「32を足す or 32を引く」という3つの計算要素と順序さえおさえれば、大抵の場合は10秒程度で計算できるかと思います。

摂氏⇔華氏 正確な計算方法(公式)は?

先に簡易的な計算法をご紹介しましたが、そのベースともなっている、正確な数値を計算するための換算公式はと言いますと、以下のようになります。

①摂氏(℃)=(℉-32)×5/9
②華氏(℉)=℃×9/5+32

この公式を目にして、5/9 とか 9/5 といったパッと見では取っ付きにくい分数にドン引きしてしまうのは、私だけではないはず。

この5/9と9/5というクセ者の分数をより計算しやすい数字に変換していくことで、先にご紹介したカンタン計算法へと導いていくプロセスに触れたいと思います。

まず最初に上記②の公式「華氏(℉)=℃×9/5+32」から紐解いていきますが、「9/5」という分数は9÷5=「1.8」に置き換えられ、更に1.8=「2×0.9」に分解できます。
2×0.9、つまり「2倍」して「1割引き」という、より日常的でイメージしやすい計算要素に分解することで、結果的に②の公式は、「℃を2倍して1割引きし、更に32を足すと℉になる」というかなりシンプルなプロセスに落とし込む事ができます。

一方、①の公式「摂氏(℃)=(℉-32)×5/9」に関しては、「×5/9」という部分がクセ者です。
5/9=0.555555... と割り切れない分数なので、このままではとても暗算には使えません。
そこでこの「×5/9」は、分母分子を逆にして割り算「÷9/5」に変換できる点を利用します。

そうすると前にも出てきましたが9/5=1.8ですので、「×5/9」=「÷9/5」=「÷1.8」と導けます。
結果、℃=(℉-32)×5/9=(℉-32)/1.8と変換でき、更に分母の1.8は「2×0.9」に分解できるので、℃=(℉-32)÷2÷0.9という式に変形できます。

ここでは「÷0.9」というのが暗算に向かない要素ですが、これは、1÷0.9=1.11111...を掛けるのと同じことになり、 「÷0.9」=「×1.11111...」という掛け算に変換できます。
更に、この「×1.11111...」という割り切れない数値を、誤差を承知で四捨五入し「×1.1」として扱うことで「1割増し」という日常的で暗算に適した要素に変わります。

これを公式に落とし込むと、℃=(℉-32)÷2×1.1 となり、結果、「℉から32を引いた数字を半分にした後、1割増しにすると℃(近似値)になる。」というカンタン計算式になります。

その他のカンタン計算法

インターネット上でも多くの摂氏・華氏のカンタン計算法が紹介されていますが、たいていは華氏→摂氏では「30を引いて2で割る」、摂氏→華氏では「2をかけて30を足す」といったものが多いようです。

これらの方法は瞬時に大まかな換算値が計算でき、ある程度の寒暖のイメージを掴みたい時には最適な計算法ではないかと思います。
只、数値が大きい場合の換算時には誤差も大きくなる傾向があります。
※例:華氏100℉を摂氏に換算
→計算値:35℃ 誤差:2.8℃ ※正確な換算値(近似値)は37.8℃

結論としては、それぞれの計算法の特徴を踏まえ、状況に応じて使い分けるのが良いかと思います。

以上、ご紹介した情報が少しでもお役に立てたら幸いです。

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