さて、場面は変わって、ホテルの外へ。
看板の中央には、タイのシンボル・プミポン国王の肖像画が。
こちらはエントランス。
なにか周囲の緑の中からニョキッと顔を出した様な、独特の造りです。
ロビーの高い天井には、ヨットの甲板を思わせる風合いのある木板が張られています。
かなり磨き込まれているのでしょう。味のある光沢です。
敷地の一角に配された東屋。
ここからも遠目に海が一望できます。
おもむろに置かれた、ごっついカエルのオブジェそれでもやっぱり、カエルの置物ってリゾートの雰囲気にはマッチしますね。
タイルの色調や材質に拘った最新リゾートのプールに見られるような<大人っぽさ>はあまり感じられませんが、景観的にとても美しいプールです。
只、ここの宿泊客はプールよりも海で泳ぐ事を好むようで、あまり人影は見られません。
ホテルの目の前、ナイハーン・ビーチへと出てきました。
灼熱の太陽が照り付けます。
ナイハーン・ビーチの美しい弓型の砂浜。
熱帯植物が生い茂る背後の山並みが、なんともアジアのビーチっぽさを醸し出しています。
ちなみに15年程前に訪れた時には、トップレスのヨーロピアンだらけだったんですけどね。今は皆無です。。。
海から見たホテルの遠景。
山肌に溶け込むような、景観に配慮された施設配置。右上部の塔のような建物はエレベーターです。
ザ・ロイヤル・プーケットヨットクラブの良さは、漠然とした表現で済みませんが、老舗リゾートならではの落ち着いた雰囲気と、施設全体に漂う<さり気ない品の良さ>、にあるように思います。
正直、部屋の質感や施設の充実度等、目に見える部分に関しては、もはや最新トレンドの高級リゾートには及ばないような気もしますが、何は無くとも自然と人を心地良くさせるような、そんな地場力のようなものを個人的には感じます。
それは20年以上に渡り、多くの王族や著名人を迎えて来た、このホテルの歴史が感じさせるものなのかも知れません。